自分に自信がないから仕事がうまくいかないそんなあなたに伝えたいこと

職場の人間関係が辛いあなたに。そのストレスを一瞬でなくす10の方法。

「職場の人間関係が辛いんです。もう仕事に行きたくありません・・どうしたらいいんでしょうか?」

こんな悩みを抱える人は本当にたくさんいます。きっとあなたもそのうちの一人ですよね。僕たちが抱える仕事のストレスはほとんどが「人間関係」によるものです。

  • 暴言を吐く上司。
  • 仕事を押し付けてくる先輩。
  • 言うことを聞かない後輩。

職場の人付き合いがとにかく辛くて仕方ない。こんな気持ちになっているあなたは今、心が折れそうか、もしかしたら、もう折れてしまっているのかもしれません。

そして、あなたはその辛い状態から脱出しようと、ジタバタしたり、思い悩んだり、ますます頑張っていませんか?

しかし、それは無駄な抵抗です。

あなたが、職場の人間関係を何とかしようと、辛い心にムチ打って、頑張れば頑張るほど、あなたの心はもっと疲れ果て、抜け出せない迷路にハマりこんでいくのです。

あなたが仕事が辛い原因は、どこにあるのでしょうか。この記事は、その本当の原因がわかる内容になっています。

この記事を読み終えたとき、

「だから、私はこんなに辛かったのか」

と、新しい自分をきっと発見できるはず。

原因がわかれば、心も体も軽くなり、もやがかかったようなグレーな世界が、ぱっと明るく見えるようになります。

「職場の人間関係が辛いという方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

「自分が嫌われている」を大前提にしよう

20代の方から仕事の悩み相談を受けて実感するのが、職場での人間関係に疲れ果て、神経をすり減らしている人が本当にたくさんいるということ。

「職場で嫌われたら仕事がやりづらくなる」という強迫感から、無理に笑顔を作り、嫌なことも引き受け、断れずいい人を演じてしまう。

気持ちはよくわかります。

でも、あなたはいったい誰に嫌われたくないのでしょう?〇〇さんと××さん、とすぐに名前が出てくる人のほうが少ないのではないかと思います。

なぜなら、「嫌われるのが怖い」という人は、「嫌われる相手が誰であるか」よりも、「人から嫌われているという」空気自体が耐えられないという場合も多いからです。

ここに職場の人間関係が辛いと感じる本当の原因があります。

つまり、「嫌われるのが嫌」というのは、「目に見えない敵」と永遠に終わらない戦いを繰り広げているようなものなのです。

だったら、こうしてみてはどうでしょうか。蹴散らしてもダメなら、思い切ってその空気をグッと飲み込んでみるのです。飲み込めば、ネガティブな空気は見えなくなります。

「飲み込む」とは、具体的にどうするのかというと、「嫌われている」というものを自分が認めてしまうということです。人はみんな誰かしらに嫌われているんです。

職場の人間関係が辛いという方は、まずはこのことを認めてみてください。

あなたがどんな人間であろうと、我慢していても、好きにしていても、嫌う人は勝手に嫌うし、悪口を言いたい人は勝手に言うものなんです。

つまり、嫌われないように努力したって、嫌われるんです。

好き放題生きていても、嫌われないように頑張って生きていても、結局嫌われる。だったら、自分が嫌われていることを認めて、ラクになっちゃったほうがいい。

どうせ嫌われるなら、我慢して嫌われるよりも、好きなように自由に生きて嫌われた方がいい。僕はそう思うのです。

関連記事>>職場の人間関係で孤立する8タイプ。あなたもきっとどれかに当てはまる!

職場にはいろいろなタイプの人間がいることを知ろう

職場の人間関係に疲れると、次のような思いがどんどん強くなってきますよね。

「この人は、どうしてこんなに私を振り回すの?」

 

「どうして、私が忙しいのを察してくれないの?」

 

「どうしてそんな無茶ばかり言うの?」

そんなあなたに次に知ってほしいことは、職場にはいろいろなタイプの人間が存在するということです。

たとえば、明日までの仕事を平気で押しつけてくる先輩、しかも当の先輩はサッサと帰宅。

「私なら絶対にこんなことはしない」と思うことを、他人になんの躊躇もなくやられると、なんだかイライラしてしまいますよね。

でも、このような先輩のタイプは、そもそも罪悪感というものを持ち合わせていないことが多いものです。

たとえあなたが不快な思いを味わったり、困惑したりしていたとしても、相手にとっては、あなたを困らせてやろうとか、恥をかかせようとか、そんな思惑は一切ないんです。

あなたは、「私は嫌いな思いをして、それでもこんなに我慢している」と思うかもしれませんね。でも、あなたが我慢していようがいまいがい、相手にとっては知ったことではないのです。

だから、悪気なく「無遠慮なこと」をする人に、怒りの感情をぶつけても無駄。悪気がないのだから、「自分が相手を不快にさせている」とか「振り回している」という自覚がありません。

それから「察してほしい」と願うこともあきらめてください。相手は「それができない人」なのです。だから、怒ってみたところで反省したり改めようとすることもない。

「罪がない人」に「罰」を与えようとしても無意味なのです。あなたが疲れるだけです。

分かりやすく説明しましょう。

あるところに、賢い犬を飼っている人がいるとします。

この人は、「うちの犬がフリスビーをダイビングキャッチできるんだから」と、同じく飼っていた猫にもフリスビーを取らせようとしました。

もちろん、猫は見向きもしません。するとこの人は、「犬ができるのに、オマエはなんでできないの?」とイライラし始めました。

そして、猫に怒りをぶつけて「もう疲れるわっ!早くキャッチできるようになれよ!」と教え込もうとするのですが、猫は相変わらず知らん顔。

そのうち、猫はどこかに消えてしまいました。

ここまで読んでどう思いましたか?

「猫なんから、フリスビーなんて取れなくても当たり前でしょ!」とツッコみを入れたくなりますよね。当然ながら、猫はフリスビーを取れないことに罪悪感を覚えません。

だから、猫に怒りをぶつけてみたところで無意味なんです。

職場の人間関係もこれと一緒。

職場には、犬と猫の違いと同じくらいの違う人間同士が混在しているということです。だから、「どうして?なんで?」と、いちいちストレスを感じていては、あなたの心が辛いだけ。

罪悪感を持たない人に振り回されたら、

「まあ、〇〇さんってこういう人だから」

 

「私とは別の価値観を持っている人なんだな」

と、サラッと流すしかありません。

このように、あなたの思い込みからくる人間関係のすれ違いは、たくさんあります。

たとえば、あなたの職場に、物を置くとき「ガシャン」と大きな音を出したり、やたら大きな咳払いをする人はいませんか?

「もしかして怒ってる?」

 

「私、何かまずいことやっちゃったかな?」

そんなふうにビクビクしてしまいますよね。でも、当の本人には何の意図もなかったりします。もちろん、周囲に怒りをアピールしたくてわざと音を立てたりする人もいますが、悪気なくこういうことをする人がいるのも、また事実なんです。

「音を立てるのは、怒っている時」という自分の価値観を前提にしてものごとを考えるから、こういった思い込みをしてしまうわけです。

かくいう僕自身、他人の言動にイライラさせられたことがあります。

そんな時、「これは僕が勝手にイライラしているだけだから・・」と一生懸命飲み込もうとします。とはいえ、いつもいつも飲み込むのは、僕だって疲れます。

それに、一回一回は大したことではなくても、飲み込み続ければ「ちりも積もれば」で、たまると大きなストレスになるかもしれませんね。

関連記事>>仕事のイライラ解消法はこれ!世の中はあなたの思い通りにはなりません!

疲れる人間には自分がどう感じたかを「勝手に」伝えよう

自分とは価値観の違う職場の人に、どうやって気持ちを分ってもらうか。結論からいうと、分かってもらうことは期待できません。

分ってもらおうとしてもただ疲れ果て、辛い思いを抱え込むだけです。

なんせ、別の価値観の持ち主なので、ものごとの感じ方がまったく違います。あなたと同じ感じ方をしてもらうこと自体が難しいのです。

では、やり場のないイライラ・ストレスをどうすればいいのか。それは「自分がどう感じたのか」を相手に言うことです。わかり合えなくても「嫌な思いを味わった」と伝えることはできるからです。

ここで大切なのは、「同じ職場で働くもの同士、ちゃんと伝えれば相手の心に響くはず」と期待しないこと。「とりあえず、私は自分の気持ちを言った」という事実だけで満足することです。

「〇〇さんにこう言われて、私は嫌な気持ちになりました」と、あくまで自分の気持ちだけを言うのです。相手を責めることとも違います。

「でも、そういったら、相手に『そんなのアンタの勝手でしょ』と返されるかも」と思いますよね。そのとおりです。

だから、「〇〇さんにこう言われて、私がバカにされているように感じて、勝手に嫌な気持ちになりました」と、先回りして「勝手に」「感じたこと」を言ってしまいましょう。

こうやって、「勝手に」先回りして言われると、人はなぜか「いやいや~そんなつもりじゃなかったんだけど」と、途端に態度を柔らかくしたりするものです。

ところで、これ、なんだか恋心の告白に似ていると思いませんか?恋愛って、相手に要求されているわけでもないのに、自分が「勝手に」相手のことを好きになってしまいますよね。

勝手に好きになっているわけですから、もちろん思いを受け入れてもらえず、残念ながらフラれる可能性だってあるわけです。

しかも、告白するときには勇気がいるし、けっこう恥ずかしい(笑)

でも、告白をすれば「気持ちを伝えた」という事実は残るし、気持ちを吐き出せたという満足感は得られます。すごくスッキリしますよ。怖いけどね。

「私が勝手に嫌な気持ちになった」と、職場の人に伝えるのは、ある意味恋の告白と同じようなものなのです。この「恥ずかしい告白」は、職場のさまざまな場面で使えます。

先輩に呼び出されて急いでデスクに行ったのに、忘れて先輩が出かけていた時、

「私が、粗末に扱われているような気がして、勝手に悲しくなりました」

後輩に仕事の段取りを無視されて、イライラする時、

「私が、バカにされたような気がして、勝手に悲しくなったよ」

真剣に仕事の相談をしているときに、途中で全然関係のない話題を持ち出されて、不愉快な気分になった時、

「私が、軽く扱われている気がして、勝手に悲しくなりました」

そう、「悲しい」んです、しかも勝手に「気がして」るんですよ。なんでも、「勝手に」をつけて、告白してしまいましょう。

また、嫌な思いを味わったなら、長期間ため込まないことも大切。時間がたってからでもいいから「ちゃんと言ってみる」のです。

相手の心に響かなくてもいいから、告白する。

「小さな告白」をたくさんして、まめにデトックスすることが、ストレスを貯め込まない方法なんです。

「言えると癒える」のです。職場の人間関係に疲れた方は、ぜひこれを実践してみてください。

「苦手意識」を脳から追い出すイメトレ

とはいっても、上司や職場の先輩が怖くて、自分の気持ちがどうしても言えない。そんな人には、まずイメトレをすることをおすすめします。

イメトレで、「苦手」という要素を先に頭から追い出してしまうのです。具体的にどうするかというと、頭の中に苦手な職場の人を思い浮かべて、さまざまなことをやってみます。

  • 木刀で殴ってみる。
  • ロケットにくくりつけて、宇宙のかなたに飛ばしてみる。
  • 逆に、肩を組んで笑い合ってみる。

もちろん、すべて頭の中で、ですよ。

頭の中だから、殴ったって誰もケガはしませんし、怒られることもありません。子供だましのように感じるかもしれませんが、これを繰り返しやっているうちにおもしろいほどに現実が変わってきます。

苦手な人に対しては、苦手という「意識」があるので、それを変えるのです。

怖くて仕方ない相手でも、「この人と肩を組んで笑い合ったなぁ」と思うだけで、なんだかニヤニヤしてきてしまう。そうなれば、相手に抱いていた「苦手」が少し軽減されると思うんです。

目の前の現実をどうにかしようともがくよりも、頭の中に住んでいる「苦手意識」を先に追い出す。このイメトレによって、少しでも苦手意識を和らげておくと、先述した「気持ちの告白」へのハードルがグッと下がりますよ。

価値観の「すりあわせ」をしよう

職場の人間関係が辛いという人に、次に伝えたいことは、積極的に価値観の「すりあわせ」をしよう、ということです。

ここまで何度かお話しているように、職場という場所は、価値観やタイプが異なる人たちの集合体です。つまり、ものごとの捉え方がまるまる違う人がたくさんいます。

だから、仕事における「責任」に対する考え方もさまざまです。

ある会社で、新商品のキャンペーンを立ち上げることになり、A君はその予算の管理を任されました。A君の上司の課長は「思いっきりやれ!責任ならオレが取ってやるから、いくら使ったってかまわないぞ」と豪語しました。

 

しかし、さまざまな不運が重なって、残念ながら資金を投じた割に新商品は売れませんでした。

 

課長は「残念だったけど、仕方がない。みんなはよく頑張ってくれた」と、A君たち部下を労いました。

と、ここまでなら「ちょっといい話」ですよね。問題はこの後です。

後日、A君は、何も事情を知らない部長から「どうしてこんなに予算を使ったんだ?」と責められてしまいました。当然、A君には「課長は責任取ってくれるって言っていたはずなのに・・」と、怒りが込み上げてきます。

A君にとっての「課長の責任」とは、「部長に事情を説明し、部下をかばうこと」だからです。そこで、A君は課長に詰め寄りました。

「課長!責任取ってくれるって言ったじゃないですか!」

でも、課長はなぜか涼しい顔で、こう言い放ったんです。

「え?責任ならもう取ってるけど?」

よくよく話を聞いてみると、課長にとっては「部下を責めず、頑張りをねぎらうこと」こそが、「責任を取る」ことだったようなのです。

だから、A君が、「課長は、いざという時に責任を取らずに逃げる人」と思ったとしても、当の課長は自分が無責任だなんてまったく思っていません。

それどころか、「最後まで責任は果たした」と考えているフシすらあるのです。

いかがですか?似たようなこと、あなたの職場でもあるのではないでしょうか?こういった事態を防ぐためには、「責任のすり合わせ」が必要です。

「この人とは、どうもペースが合わないなぁ」とか「何だかズレているなぁ」と感じる相手には、日頃の会話の中で、「責任ってどうやって取るもんなんですかねぇ?」と、尋ねてみてください。

そうすると、「え?それが責任なの?」と驚くような答えが返ってくるかもしれません。たとえ、あなたの価値観からすると、相当ズレているようなことであっても、それがその人なりの「責任の取り方」なんです。

ちなみ、価値観の違いによる「言動のズレ」は、恋人や夫婦間でもあります。「愛しているから口を出す」という人もいれば「愛しているからこそ見守る」という人だっていますよね。

「何かをしてあげることが、相手の幸せになる」と思う人もいれば、「自分がここに存在しているだけで、相手は幸せに違いない」と考える人もいます。

この「ズレ」を互いに認識し合えればいいのですが、そうでないと「なぜ?どうして?」と、相手の言動に対してクエスチョンマークばかりが浮かび、互いに苦しみが生まれます。

それがもとで、破局や離婚に発展することだってあるかもしれません。

これまでの人生であなたの価値観が変わらなかったように、他人の価値観を変えることは、とっても難しいこと。

というよりも「他人の価値観を変えよう」なんていうことは、どだい無理な話であって、そこに労力を費やすのは無題以外のなにものでもありません。

だって、あなたも他人から変えられようとされても困りますよね。

でも、「この人は、責任を取ることについてこう考えているんだ」と把握できているといないのとでは、自分の心の持ち方が全然違います。

いざことが起きてから「こんなはずじゃなかった!」と焦ったり、相手に対してストレスを感じることも少なくなるんですよね。

「相手をあきらめること」からすべてが始める

価値観がまったく違う職場の人に、「なんで分ってくれないの?」とか「どうしてこんなにひどいことをするの?」と、ストレスを感じているうちに、職場にはあるモノができあがります。

それが、「どうして分ってくれないんだ軍団」です。

例を挙げて説明しましょう。

B君は上司が営業成績をいちいちチェックしてくるのが嫌でたまりません。進歩状況は週に一度報告すれば良い決まりなのに、上司は「〇社との取引はどうなってる?」などと、毎日毎日しつこく確認し、さらに自分流のやり方で仕事をすることを求めてきます。

B君は、「予定通り進んでいるから大丈夫ですよ」と、やんわりと上司のチェック攻撃をかわそうとするのですが、上司はおかまいなし。

B君だけでなく、同じ課の同僚たちも、課長のチェック攻撃がプレッシャーになり、「ちゃんとやっているってどうして分かってくれないんだ」とイライラが募ってきました。

でも、上司としては「みんなの成績が上がれば、うちの課にボーナスがたくさん出て、みんなの年収を増やせる。うちの課を良くしたいから言っているのに、どうして分かってくれないんだ」と、これまた不満がたまっています。

はい、こうして「どうして分かってくれないんだ軍団」の出来上がりです。この軍団が結成されると職場の人間関係の雰囲気はかなりギクシャクしますし、相手に対して疑心暗鬼になったりします。

では、「どうして分かってくれないんだ軍団」に風穴を開けるには、どうすればよいのか。それは「お互いに分かってもらうことをあきらめる」ことです。

「え?あきらめたらそこで終わりになっちゃうのでは?」と、思ったでしょうか。

それはちょっと違うんです。

「互いに理解し合って良い関係を築こう」なんて考えなくていいんです。そう考えて頑張ろうとするから、うまくいかなくてストレスになるんです。なぜなら、「良い関係」と言いながら、それは自分にとって「都合の良い関係」ではないからです。

B君と上司それぞれが自分に都合の良い関係、つまり、相手が自分の理想どおりに働いてくれることを求めている限り、「どうして分かってくれないんだ軍団」は解体できないんです。

あきらめる際には、困っているほうから先にアクションを起こしましょう。このケースでは、上司よりもB君の方が苦しい立場なので、B君から上司をあきらめてあげる、というわけです。

その際に、一つトライしてもらいたいことがあります。上司がいない時に、上司の席に座ってみてください。

同じ職場なのに、自分の席から見る風景とはまったく違って見えることでしょう。すると、上司の考えは理解できなくても、ちょっとだけ、ほんの少~しだけ、上司の気持ちが分かったような気になります。

気持ちがわかるのではなく、あくまでも、分かったような「気になる」だけです。でも、それによって、不思議なことに、上司のほうにも変化が生まれます。

部下への風当たりがだいぶ弱まったり、ご機嫌な顔になってくれたりします。

「つまり、上司の迎合しろってことですか!」などと思う人がいるかもしれませんが、それは違います。迎合するのではなく、「分からないけど、分かってみよう」と行動をしてみるのです。

価値観がまるで異なっている相手なのですから、分かり合えなくても当たり前。「あきらめること」からすべてが始まるのです。

関連記事>>嫌な上司との付き合い方。「哀れみの目」で冷たい態度に徹しよう!

期待は裏切ってもいい

職場の人間関係が辛いものにならないために、「期待は裏切っていい」ことも知っておきましょう。

最近、「クラッシャー上司」なるものが問題になっています。これは、仕事ができて有能だけれど、部下の気持ちを思いやれない上司のこと。

仕事ができる分、部下にもハイレベルなことを求め、その基準に達しないと容赦なく怒鳴りつけたり、人格を否定したりします。

いわゆるパワハラの一種ですね。

こんな上司がいたら、間違いなく会社を辞めたくなると思います。でも、クラッシャー上司との関係も、自分の心がけ次第で変えられるのではないかと僕は思います。

何も、「イジメられる側に原因がある」などと言いたいわけではありません。ただ「無理です」「できません」を言う勇気を持つだけで、クラッシャーとの関係はすごく変わってきます。

「無理です」と言ったら、上司は「なんだと!」「誰に向かって言ってるんだ!」などと怒鳴りつけてくるかもしれません。何も言わずにイラっとした顔をしたり、ムスっとするかもしれません。

その怒鳴り声を聞いたり、イライラした表情を見るのが怖いんですね。

こんなときは、「納豆の話」を思い出してください。あなたは、ただ納豆として生きているだけなのに、スーパーに買いに来た上司が「勝手に」納豆を見てイラっとした顔をしただけ。

だからあなたは「頑張っていい納豆になろう」なんてしなくていい。つまり、頑張って上司に気に入られようとしたりしなくていいのです。

逆にいえば、自分を責めて頑張って上司の期待に応えようとしている限り、クラッシャーされる恐怖から逃れることはできません。

だからあなたも声を出してみてほしいのです。

「私は、悪く、ない!」とね。

「無理です」「できません」を何度も言い続けて、「上司の期待に応えようとすること」をあきらめると、つまり、自分が自分のことを責めるのをやめると、上司のほうも、そのうちあなたを責めることをあきらめてくれるのです。

そもそも、人をクラッシャーしようとする人は、心が不幸なのです。なぜなら、「根拠のない大丈夫な樹」が心にしっかりと育っていれば、どんな状況になっても「大丈夫」だから。

つまり、自分が脅かされることがないので、相手を責めたり、人と激しくぶつかるなどないはずなんです。小さな犬ほど相手を威嚇するためによく吠えると言いますが、これと同じですね。

そう考えると、クラッシャー上司は、たとえ仕事ができたとしても、「かわいそうな人間」なのかもしれません。キャンキャン吠えてばかりいる上司に向かって、心の中で祈ってあげてください。

「この人が幸せになれますように」って。

関連記事>>パワハラ上司対処法。その特徴と心理を知ればあなたの心はきっと軽くなる!

「正義の味方」「気配り上手」は卒業しよう

こんな人たちも最終的には、職場の人間関係を辛く感じるようになります。

どんな職場にもいる、正義感の強い人や、とても気が回る人。

たとえば、上司から理不尽な目に遭わされている人を見たら、本人に代わって、会社の上層部に直訴してあげたり、失敗した人をかばったり、みんなが仕事をスムーズにできるように先回りしてあれこれ気配りしたり。

傍から見ると、とても立派なおこないだと思います。

でも、ストレスなく「正義の味方「気配り上手」でいられるうちはいいですが、たいていの場合、だんだんしんどくなって疲れてきます。

というのも、自分がどれだけ頑張っても、自分が期待しているほど感謝されるとは限らないから。

そんなときに「正義の味方」「気配り上手」の心には不満がムクムクと湧き上がります。そして、

「みんながやりやすいように工夫してあげたのに」

 

「〇〇さんがかわいそうだから、直訴してあげたのに」

 

「〇〇さんが困っているから、助けてあげたのに」

と、不満の矛先が相手に向いてしまうのです。

これは、知らず知らずのうちに「見返り」を期待している証拠。「感謝されたい」「自分にも同じことをしてほしい」と思っているからこそ、期待した見返りが得られなかったときに、不満を感じてしまうのです。

しかも、誰かにお願いされたことならまだしも、自発的な行動であっても、この不満は沸き起こってきます。というのも、たとえ自ら進んで行動しても、その裏には「自分以外の誰かのために」、つまり他人の期待にこたえたいという気持ちがあるからです。

もし、相手の期待なんて考えずに、純粋に自分が好きでやっただけのことなら、見返りが得られなくても不満はたまらないはず。

人の期待に応えようと頑張れば頑張るほど、「私はこれだけやってあげたのに」という不満がどんどんたまってしまいます。

  • だから、人の期待になんて応えようとしなくていい。
  • 良い人だと思われないようにしなくてもいい。
  • 職場の調和を取ろうと頑張らなくてもいい。

「正義の味方」「気配り上手」も、卒業しちゃっていいんです。

人のためではなく、自分が心地がよいか。

自分が楽しめるかどうか。

それを行動の基準にしてみましょう。

「でも、私がやってあげないと職場の雰囲気が悪くなる」とか「私が手伝ってあげないと仕事が回らなくなる」と思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

不思議なことに、みんなが「自分に快適なことをしよう」と考えていると、「結果として」その歯車がピシッと合うようにできているもの。

だから、「職場の調和取り係」なんてものは、そもそもいらないんです。あなたが進んで苦労を買って出た結果、がっかりして不満をためる必要なんてまったくないということなんです。

関連記事>>仕事が怖い感情を克服する8つの方法。他人中心に生きるのはもうやめよう!

「嫌いな人」こそあなたのキーパーソン

職場の人間関係が辛いという方に、そのストレスを軽減する心のあり方をお伝えしてきました。

最後に突然ですが、職場であなたが嫌いな人や軽蔑している人ってどんな人ですか?無責任な人、他人を振り回す人、冷酷な人、サボり癖がある人?

いろいろあると思いますが、実は、その人こそ、あなたが職場で人間関係に疲れることなく、生き生きと働けるようになるためのキーパーソンです。

そう言うと、「人のふり見て我がふり直せということですか?」と聞かれます。いいえ、違います。

その真逆で、あなたが嫌いな人、軽蔑している人の言動を真似してみてほしいのです。

「絶対に嫌です!」

「あんな迷惑な人にだけはなりたくない!」

誰もが声をそろえて言います。

でも、あなた、本当はその人みたいに嫌な仕事を断りたいんじゃないんですか?

 

同僚が困っていても、気づかないフリをしてやりすごしたいんじゃないんですか?

 

みんなが残業していても、自分だけサッサと帰りたいんじゃないんですか?

 

空気を読まず、繁忙期に休暇を取ったりしたいんじゃないですか?

「私はそんな無神経な人間じゃありません!」とあなたは否定するかもしれません。では、こう考えてみてください。

仮に、あなたがダイエット中だとします。そんな時に、目の前でケーキをおいしそうに食べる人がいたら・・。きっとイライラしますよね。

「私はこんなに我慢しているのに!私だって本当は食べたいのに!」って思いますよね。職場の人間関係に悩む人の心理もこれと一緒なんです。

「自分だって本当はそうしてみたい」という心理が奥深くに隠れているから、イライラしたり、ストレスを感じたりするんです。

そうやって自分の陰の部分を見てしまったら、とてもショックだし、認めたくないですよね。だって、「私はそんなひどい人間じゃないはずだ」って思って生きてきたんですから仕方のないことです。

でも、陰の部分も含めてあなたという人間です。サボりたがり屋で、人に冷たくて、けっこうだらしないところもあなたの一部。

それに気づくと、たいていの人はひどく落ち込みます。だって、すごくショックですから。

でも、思いっきり落ち込んだら、笑ってしまいましょう。思いっきり開き直っていいんです。そして開き直ったら自分のポリシーに合わないことを、どんどんやってみましょう。

「こんなヤツにだけはなりたくない」と思っている人の真似をしてみるんです。なんなら「師匠」と呼びましょう。

「すごいですね。よくそんなことできますね!」って(笑)

すると、これまでは「我慢ならない」と思っていた人の行動を許すことで「自分もそれをやってもいいんだ」と、自分のことも許せるようになります。

そしたら、職場の人間関係に疲れることもなく、自分の知らない価値観や自分の知らない一面がどんどん見えて、あなたの世界はグンと広がっていくのです。

あなたは、自分が思っている以上に何億倍も最低で、何万倍も最高の人間です。それを受け止めることで、自分の心の在り方も、職場の人たちへの感情も大きく変わっていくんですよ!

苦手な人とコミュニケーションを取るコツ

最後に一つだけ、苦手な人と上手にコミュニケーションを取るコツををお伝えしておきますので、「あの人、苦手だけど、なんとかコミュニケーションを上手に取りたいな」と言う場合には、役立ててください。

まずは「基本の挨拶」から始めてみましょう。相手からの返事は期待せずに、「自分が笑顔で挨拶する」ことに集中します。

「苦手な相手」に出会ったら、ひきつっても構わないので、「笑顔をつくって挨拶」です。

それを繰り返しているうちに、不思議なことに自分の中にあった「苦手」が少しずつ小さくなっていきます。

第二ステージは、「相手の話しかけるチャンスを探す」ことです。

相手の時間を長くとるような話ではありません。例えば、仕事上での簡単な声かけ。相手が廊下ですれ違った時に大量の資料を抱えているようであれば、さりげなく「お手伝いしましょうか?」と声をかけたり、そんな感じでOKです。

ここでもポイントは、相手の反応に期待しないこと。

というのは、あなたがしている行為は「あなた」のため。相手の反応に影響されないようにしてほしいのです。どんなに冷たくされても、関係なし!あなたに関係はありません。

「長期戦、長期戦」と自分に言い聞かせてください。いつか相手の反応が変わってくるはずです。

そしてそんな頑張りが実り、もし、相手が話しかけてきたとしたら大チャンスです!その場でしているすべての作業を止め、相手の話に耳を傾けるようにしましょう。

「あなたの話を、ちゃんと聞いていますよ」というメッセージを送り、「聞き上手」に徹するのです。それが相手に良い印象を与える秘訣です。

こうした小さなコミュニケーションを心掛けていると、ふと気がつくとあなたの「苦手な人」は「普通の人」に変わっています。

そして1人「苦手」を乗り越えたら、次の「苦手な人」の時は、さらに対処がラクになってくるのです。

「人間関係が辛いけど、苦手な人との関係を何とかしたい!」そんなときは、かる~い気持ちで一度取り入れてみてくださいね!

きっとその効果を実感できるはずです。

ポイントは、相手の反応に期待しないことですよ!

 

★職場の孤立するのはこの8つのタイプです。もしかしてあなたも該当しているかもしれませんよ?女性の方は要チェック!

詳しくはこちらへ>>職場の人間関係で孤立する8タイプ。あなたもきっとどれかに当てはまる!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です