自分に自信がないから仕事がうまくいかないそんなあなたに伝えたいこと

仕事がしんどいからって本当にもう頑張らなくていいの?答えはこれです。

あなたが仕事がしんどいと感じてしまうのはなぜ?

自分がいっぱいいっぱいに仕事を頑張っているときに、もう頑張らなくてもいいよと言われると、確かにホッとするけど、こんな疑問もわき起こってきますよね。

しんどいからって本当にもう頑張らなくていいの?

しんどい状態でも何かの目標に向かって頑張ること。そして何かを達成すること。

これは仕事における喜びの一つとも言えるもので、「頑張り」をすべて放棄したいのか、と言われるとそういうわけでもないですよね。

今現在、仕事がしんどいと心がボロボロになってしまっているあなたも、今までの人生の中で「頑張ってよかった」と思えた瞬間がきっとあったはずです。

確かに「頑張りすぎ」で無理をするのはよくない。でも「頑張り」の全部をやめてしまいたいわけでもない。

 

「手を抜け」「いい加減でよい」と言われても何だか「いい加減に人生を生きろ」と言われているようで抵抗を感じる。

そんな疑問を持っているあなたは、ぜひこの記事を読み進めてみてください。

「頑張ること」と「頑張りすぎる」ことの違いを説明しながら、仕事がしんどいと感じるあなたのボロボロの心を癒す考え方をお話していきます。

「頑張りすぎる」からしんどくなるの?

仕事がしんどいと感じるとき、その気持ちが甘えなのかどうか、というのは誰しもが悩むところです。

「この程度でしんどいって言っていいの?」

「もっと頑張って働く必要があるのでは?」

あなたは、「頑張りすぎる」と「頑張る」は単なる「量的」な違いだと思っていませんか?

「頑張る」量が増えると「頑張りすぎ」になる。

しかし実際には「頑張りすぎ」と「頑張る」は、その量ではなく質的に違うものなのです。

足りないと感じる心が自分を苦しめる

「頑張りすぎ」とは、一言でいえば「どれほど頑張っても足りないと感じてしまう心」のこと。

この状況が続くことが、仕事がしんどいという気持ちに繋がります。

もう十分に頑張ったからこれくらいでやめておいてよいのではないか、とか、他のこととのバランスにおいて、これはこの程度でやめておいた方がいいとか、そういう感じ方ができなくなるのが「頑張りすぎ」です。

このようなモードになってしまうと、どれだけあなたが頑張って「もっと頑張るべき」「まだ頑張り足りない」と思ってしまうので、心はどんどんボロボロになっていきます。

「もっと頑張らなければ」という思いがしんどさを加速させる

これが最もひどくなるのが、うつ病になるときの頭の中です。

うつ病は確かに物理的な過労がきっかけになって起こることが多いですが、その際には物理的な過労だけではなく、精神的な過労が発症のプロセスを加速させていきます。

常にもっと「頑張らなければ」という思いになってしまい、物理的には休んでいるはずの時間ですら、頭の中は「もっと頑張らなければ」と仕事に追いかけられる、ということが起こってきます。

こんな状態では休息をとることができないので、どんどんエネルギーが消耗していき、うつ病になってしまうのです。

ですから、うつ病は「頑張りすぎ」の一つの結果だと言えます。

★「仕事に行きたくないのはうつ病だから?」うつ病の具体的な症状、心療内科にいくべきタイミングをこちらの記事にまとめています。

続きはこちらへ>>うつ病で仕事に行きたくない。どのタイミングで心療内科にかかるべき?

「頑張りすぎ」をやめる=しんどいと感じる心を手放せる

一方の「頑張る」は「自分ができるだけ頑張る」ということ。

頑張ると、達成感が得られますし、頑張りを「十分」を感じることができ、たとえ目標に達してなくても「今の時点ではこれで十分」と感じることができます。

自分が望む方向に向かって努力し、自分には力があると感じ、「今の時点ではこれで十分」と達成感を覚えられれば、自己肯定感も高まりますし、人生を豊かにすることができます。

ですから、「頑張りすぎ」をやめるということは、単に「頑張る量」を減らすということではなく、「頑張っても頑張っても満足できない、もっと頑張らないと!と感じてしまう心」を手放すこと。

これがイコール、「仕事がしんどい」という心を手放すことにもつながります。

このように見てみれば、うつ病の人に対して「頑張って」と励ましてはいけない、と言われるのは当然のことだとわかってもらえると思います。

上野さん

自分の中の「足りないと感じてしまう心」に気づいてください。 それに気づくことができれば仕事のしんどさを解消するきっかけになりますよ。

関連記事>>もう限界!仕事ストレス対処法。あなたはどれ?タイプ別7つにまとめました。

仕事がしんどいと感じる心は甘えなのか?

「どれだけ頑張っても足りないと感じてしまう心」を手放すことが、仕事がしんどいという気持ちも手放すことになると言われても、このように感じてしまう人もいます。

「そうは言ってもやっぱり自分の努力が足りないというのは事実なのではないか」

自分を甘やかすような気がしてならないというわけです。

「どれほど頑張っても足りないと感じてしまう心」と共に生きてきたあなたは、そもそも、人間は自分に「足りないところ」を自覚してそれを埋めるために努力することが大切、という信念を持っていることでしょう。

これに対しては、「それでも、足りないところなどあなたにはない」と断言できますし、「足りないところ」探しはしないほうが、結果としてあなたの力をより発揮できます。

もちろん、完璧に何でもできる「理想的な人間像」と比較すれば、常に何かしら「足りないところ」を見つけることはできるでしょう。

しかし、「今の自分にできること」という観点から見れば、常に人間は「できるだけのことをやっている」のです。

関連記事>>「仕事が辛いから辞めたい」は逃げではない!辞める決断をするための7つ方法

みな、できるだけのことをやっている

それぞれの人には、事情があります。

生まれもったもの。育った環境。今までの人生に起こった出来事。周りにいた人たち。他人から受けた扱い。今現在抱えている問題。今日の体調など。

仕事に対する思いもこれと一緒です。どの程度の仕事量、複雑な人間関係を「しんどい」と感じるのかは、人それぞれです。

人は、本人しか分からない事情を、それぞれ持っています。

その事情の中で、すべての人がそのときそのときにできるだけのことをやっています。できるだけのことをやっているようにはとても見えないような人であっても、その人に与えられた諸条件を考えると、「生き延びるためにはこうするしかなかったんだな」と理解できることばかりです。

今現在、仕事を怠けているように見える人でも、過去の失敗体験から努力するのが怖くなってしまった、という事情を知れば、やはり今できるだけのことをやっている、ということがわかります。

また「職場でいじめや嫌がらせ」をするような人でも、ひどく虐待されながら育って、誰も信用できない中、それでも生き延びるために他人を踏みつけながら、その人なりに頑張っているのかもしれません。

そんなふうに、すべての人が、それぞれの事情の中、できるだけのことをやってきた結果が現状である、つまり「あらゆることが必然である」という理解をすることは重要です。

後から振り返れば、よりよい選択肢を考えることはできます。しかし、そのときのその人にとっては、「それしかできなかった」「それがよいと思った」のです。

関連記事>>職場のいじめや嫌がらせが辛いという方に。相手のこれだけを知ればその悩みは解決できます。

今できていないことは、今はできないこと

「すべての人が、できるだけのことをやっている」、つまり「今できていないことは、今はできないことなのだ」という理解はとても重要で、仕事で疲れている心をボロボロにしないための鍵ともいえます。

他人を見るときにも役に立ちますし、あなた自身をそういう目で見ることも重要です。

「もっとできるのではないか」と思うときに「今できていないことは、今はできないことなのだ」と認めることは、心をボロボロになるのを防ぐと共に、実は結果として可能性を広げる効果もあります。

「仕事がしんどい」と感じてもいいんだ、と思えると安心し、やがて「頑張ろう」という元気なエネルギーさえすらわいてくるようになるのです。

「しんどいと感じてもいいんだ」と思えると前進する

この元気なエネルギーは「まだ足りない」と自分を責めているときには永遠にでてこない性質のものです。

人は安心したときに初めて、自分が持っている真の力と向き合うことができるのです。

安心していないときは、自分自身に対しても鎧を着てしまうので、「そんなことできるわけない」と可能性を狭めてしまいます。

「まだ足りない」と思う心が、しんどさを助長させます。

「もっとできるのではないか」と自分をいろいろな角度からチェックし、常に緊張していることは、かなりのエネルギーを使っているのです。これがしんどさにもつながります。

「頑張りすぎ」の人は、まさに「肩に力が入った状態」です。

肩に力が入ってしまっていると、うまく力を発揮することができませんし、とにかく疲れます。

それよりも、肩の力を抜いて、目の前の仕事により集中できるようにしたほうが、楽ですし、より余裕をもってうまく働くことができるはずです。

ですから、本当の意味であなたが成長したいのなら、あるいは元気に「頑張り」たいのなら、仕事がしんどいという自分を認めることが大切なのです。

「今の自分はこれでよいのだ」と思うことが、次の前進につながっていきます。

あなたは確かに物理的にまだまだ成長できる領域はあります。でもそれは「仕事がしんどい」と感じている今でなくても構いません。

今の自分は十分に頑張っている、それを認めてあげてください。

上野さん

肩の力を抜くことは、本来の自分を取り戻す第一歩です。今の自分はこれでよいのだ、とあなた自身を認めてあげてくださいね。

心と体の「取扱説明書」をよく読もう

「仕事がしんどい・・」という人に対してよく言われることが、このような言葉ですよね。

「ほどほどにやってみたら」

「手を抜いたらいいのに」

しかし、これらの助言はあまり効果的ではありません。それは当然のことで、まじめに生きようと思っているあなたにとって、「怠けなさい」と言われてもその気はなれないのは仕方のないこと。

ここは発想を逆転してみましょう。

一流の職人は、大切な道具を、愛をこめて丁寧に扱い、よい仕事をしていきます。僕たちの心身も同じように、よい人生を送っていくための大切な道具と考えることができます。

実際に、僕たちはこの人生を始めるときに、遺伝情報を持った一つの身体を与えられています。

それは取り替えのきかない、ただ一つの身体であり、幼少期をのぞけば、自分以外に責任を持ってくれる人はいません。

誰かが自分のことのように心配してくれることはあるかもしれませんが、それでも、実際に自分のコンディションがわかるのは自分だけです。

関連記事>>仕事を休みたいけど休めない!←あなたのこれ。完全に間違った思考です。

自分を心身を大切に扱うということ

この身体をうまく使って質の高い人生を送っていこう、というふうに考えてみると、その「取扱説明書」はかなり重要なものです。

まずは「取扱説明書」をよく読み、どういうときにどういう現象が起こるのか、気をつけなければならないときはどういうときなのか、等を知る必要があります。

そこに書かれていることを無視して「まだまだ仕事ができる」と酷使したり、間違った使い方のまま負担をかけたりしていくと、仕事に疲れているに眠れない状態になり、食欲もなくなり、いつかは壊れてしまいます。

幸い、心身は本格的に壊れるよりも前に、いろいろな形で悲鳴をあげてくれます。

仕事がしんどいときは「さらに気を引き締めなければ」と思うのではなく、今のままの心身の扱い方ではいけないのだ、と理解することから、新しい生き方が始まります。

関連記事>>うつ病で仕事に行きたくない。どのタイミングで心療内科にかかるべき?

職場の人間関係がしんどいという方に

あなたが仕事がしんどいのは職場の人間関係にありませんか?

「努力しても誰ともうまくやっていけない」

 

「同期のアイツは上手に職場に溶け込んでいるのに・・」

多くの人が、このような悩みを抱えています。

だからといって、うまくいかない自分を責める必要はありません。あなたが悪いわけではないからです。

こちらでは、職場の人間関係に疲れたというあなたに、その人間関係がしんどくなる本当の原因をお伝えしています。

人間関係に悩む方は、ぜひチェックしてみてださい!

詳しくはこちらから>>職場の人間関係に疲れたあなたに。そのストレスを一瞬でなくす9つの方法。

ポジティブ思考をやめよう

「仕事がしんどい・・」とあなたの心がボロボロになっているのは、それなりの事情があるはずです。

忙しすぎてミスを連発する、職場環境が悪すぎる、周りの人からひどいストレスを受けているなど、自分ではどうしようもない条件が重なって、心はボロボロになっていくもの。

「仕事をやめても他に会社は星の数ほどあるよ」と言われても、今以外の生き方ができるわけがない、そんなことができるならとっくにやっている、と思うかもしれません。

しかし、心はこれらの外的条件だけで、ボロボロになるわけではありません。

最終的にあなたの心をボロボロにするエネルギーを生み出すのは、実はあなた自身のアタマの中。

忙しすぎてミスを連発する、いじめや嫌がらせなど、難しい外的条件に拍車をかけるのが、「その状況をどう見るか」という自分なのです。ですから、仕事がしんどいう心をさらにボロボロにするかどうかはあなた次第、ともいえるのです。

自分のアタマの中を癒していくことによって、心がボロボロという状態から抜け出すことができます。

「自分次第=ポジティブ思考」ではない

あなたの心をボロボロにするかどうかは自分次第、と言われるとまず思いつくのがいわゆる「ポジティブ思考」だと思います。

大丈夫、自分ならできる

この逆境も自分の成長のため

愚痴をこぼすのではなく物事のよい側面を見よう

など「ポジティブ」な考え方はいくらでもあります。

でも、ここではあえてこのような考え方をおすすめはしません。

一つ目の理由は、おそらくあなたはもうすでにそういう考え方を試みてきていると思うからです。それでもうまくいかなくて悩んでいるのですから、そもそも意味がありません。

ポジティブ思考は自己否定につながる

もう一つの理由は、そのような「ポジティブ思考」には、仕事に疲れたあなたの心をさらにボロボロにするエネルギーが含まれている、ということです。

ポジティブ思考とは言い換えれば、「どうしてポジティブに考えられないの?」という自分に対する問いかけです。

これは問いかけのように見えて実は「ポジティブに考えられない自分はだめ」という自己否定なのです。

そうやって自分を否定した上に何かを乗せると、その場ではうまくいくように見えても無理が積み重なって、どこかで破綻します。

自分の心をボロボロにするかどうかは自分次第、というのは、「ポジティブに考えよう!」という話ではありません。

むしろ、そうやって自己否定したがる自分を手放すことは自分次第、という話なのです。

自己否定を繰り返すことは、心をボロボロにしていくということです。

また、すでにお話したように、人間はそのときにできることをやっていて、心身には限界があるのですから、それを否定することはマイナスの作用しかありません。

必要なのは「ネガティブな自分」に否定ではなく、癒しなのです。

しんどいなら、もう自分をいじめないで

例えばパワハラ上司の暴言がひどくて、仕事がしんどいと感じているときに、さらに「足りないところ」を探していく姿勢は、それ自体が常に自分にダメ出しをするような厳しいストレスで、自分に対する虐待といってもよいものです。

「虐待」と言われてもまだピンとこない方は、他人に同じことをする、とイメージしたらわかりやすいです。

他人がどれだけ頑張っても、

「まだ足りない。ここができていないのではないか」

と突き返し、他人が傷つけられているときにも

「それはあなたが悪いからだ」「そんなことで傷つくなんて弱い証拠だ」

と批判する、といったことをするのはとてもひどいことですよね。

仕事がしんどいと心がボロボロになっているということは、実はあなた自身が自分に対してそのようなことをやってきた、ということなのです。

心は悲鳴を上げているのに、まだ「足りない」といじめているのです。

仕事がしんどいという気持ちに、とどめを刺すのは、自分自身への虐待です。

心がボロボロの現状から抜け出すたけには、自分の「足りないところ」探しをやめる、つまり、自分をいじめるのをやめる、という意識が必要なんですよ。

上野さん

仕事がしんどいのは甘えだと感じて、さらに自分をいじめるのはやめましょう。ここまで頑張ってきた自分をほめてあげてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です